3D LASER SCAN SERVICE三次元計測事業
地上から、空中から「心」以外のすべての三次元データを取得します。
可搬性に優れ高精度な計測を可能にする地上レーザースキャナ
最長1,400mまで計測可能
測定精度8mm
測量用の三脚や高さ5mまで伸びるリフト機にレーザー本体を設置し、危険が伴う現場でも直接目標に触れることなく正確な三次元データを取得します。機材を背負って現場に行くため、人が移動出来る場所であれば、どこでも三次元計測が可能です。
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狭い空間でも正確なデータを計測
レーザーが入る空間(高さ60cm程度)があればどこでも三次元計測を行います。 -
立ち入りできない危険地域での計測
最長1,400mの計測距離で、計測対象地から離れた場所からでも十分な余裕をもって計測します。 -
専用昇降機で高位置からの計測
最高5mの電動リフト機により高位置からの計測も可能。平地や障害物の多い現場での計測に威力を発揮します。
動画で見る計測実例Case Study
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計測事例 【別所線橋梁】
別所線(べっしょせん)は、長野県上田市の上田駅から別所温泉駅までを結ぶ上田電鉄の鉄道路線である。 別所温泉への湯治客輸送のために1921年に開業した。かつて側面に丸窓を持つ「丸窓電車」が走っていたことで知られる。
引用先:Wikipedia -
計測事例 【地すべり応急対策工事】
地すべり応急対策工事に伴う現況測量を3Dレーザースキャナ計測により実施。得られたデータより数値地形モデルを作成。地すべり機構の解析、安定解析に利用しました。 -
計測事例 【砂防堰堤】
砂防堰堤修繕工事に伴う現況測量を3Dレーザースキャナ計測により実施。 従来の測量手法では、複雑な地物の測定は困難であったが、本計測による地物の数値化により、内部の空洞化の範囲が詳細に確認されました。
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計測事例 【松本城】
松本城(まつもとじょう)は、長野県松本市にある城で、国の史跡に指定されている。松本城となる以前は深志城(ふかしじょう)と呼ばれていた。市民からは別名烏城(からすじょう)とも呼ばれている。
日本国内に12基現存している、安土桃山時代後期から江戸時代にかけて建造された天守を有する城郭の1つである(現存12天守)。天守群は国宝に指定されている。
引用先:Wikipedia -
計測事例 【旧宣教師館】
旧宣教師館は、明治三十七年(1904)カナダ・メソジスト派新参町教会の婦人宣教師の住宅として、上田城跡に近い丸堀〔まるぼり〕に建てられた。
宣教師たちは、新参町教会での布教とともに幼稚園教育を実践し、その幼稚園教諭の養成も手がけ、幼稚園教育は梅花〔ばいか〕幼稚園で行われ、幼稚園教諭の養成は、この宣教師館を使って行われた。
明治38年に、宣教師館に保母教育に専念する上田保姆〔ほぼ〕伝習所が正式に設置され、大正8年に伝習所が東洋英和女学校(現在の東洋英和女学院)に移されるまで、上田の宣教師館が保母教育の拠点となっていました。
引用先:上田市文化財マップ
仕様Spec
- 名称 / メーカー
- VZ-1000/RIEGL社
- レーザー安全規格(IEC60825-1:2007)
- アイセーフクラス1 ※1
- 測定距離反映 ※2 反射率≧90%の自然物ターゲット
- 1,400m
- 測定精度※3
- 8mm
- 測定確度
- 5mm
- 有効測定レート
- 29,000点/秒(70KHz)122,000点/秒(300KHz)
- レーザー波長
- 近赤外線
- ビームの広がり角 ※4
- 0.30mrad
※1 「クラス1」人体に障害を与えない低出力(概ね0.39μW以下)
※2 平均的な状況での標準値。曇り空より明るい太陽光の下では距離が短くなります
※3 標準偏差+距離依存誤差≦20ppm ※4 0.30mradは100mの距離で3.0cmのビーム幅に相当します。
短時間で広範囲の計測を可能にするUAVレーザースキャナ
最長920mまで計測可能
測定精度10mm
航空レーザーにも使用されるApplanix社のGNSS/IMUと、RIEGL社のUAV専用レーザーを採用することで、広範囲に精度の高い計測を実現しました。さらにプラットホームにはラジコンヘリ、産業用UAV設計の第一人者であるPRODRONE社副社長 菅木紀代一氏設計の機体を採用し、安全な飛行による迅速な計測を実現します。
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日本初導入の高精度レーザー搭載
測定精度10mmのRIEGL社VUX-1を採用。さらにカメラを2台搭載し、取得したデータはカラー点群化に対応しています。 -
広範囲の地形データを素早く計測
レーザー到達距離は最大920m。測定レートは1秒間に500,000点。広範囲のデータを素早く計測します。 -
山間など地上からの計測が
1回の航続距離は、およそ2km。 遠距離からも自動航行を行う事で、必要な範囲を正確に計測します。
困難な場所で威力を発揮
動画で見る計測実例Case Study
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高密度計測
人の立入りが困難な落葉しない亜熱帯地域の樹林でも高密度なマルチパルス計測により、木の先から地盤までのデータを取得します。 また、均一な高精度高密度の三次元点群データにより、設計、施工、維持管理の各段階において利活用されます。 -
広範囲を短時間で計測
従来のTSによる現地測量と比べ作業工数が1カ月~1.5カ月の短縮できます。 また、自然災害などの緊急時においても現地へ入ることが禁止されている場所などの迅速な対応が可能になります。 -
詳細な解析
道路防災に伴う急傾斜調査は人が容易に近づくことが困難です。弊社が保有するUAVレーザスキャナの視野角は天頂を除く330°の計測が可能。 これにより取得した高密度な3次元点群データを利用し後工程の設計や維持管理に活用します。
仕様Spec
レーザースキャナ | GNSS/IMU | UAV | |
名称 / メーカー | VUX-1UAV/RIEGL | AP20/Applanix社 | PD-6BL/PRODRONE社 |
性能・諸元 |
安全規格アイセーフクラス1 測定距離スキャナーより920m 測定精度10mm 最高測定レート500,000点/秒 視野角スキャナーを中心に330度 カメラSONY α6000 |
標準偏差ローリング0.015度 標準偏差ピッチング0.015度 標準偏差ヘディング0.035度 速度誤差0.01m/s |
飛行時間10分(バッテリ残量40%) 翼間距離1.7m 機体制御GPS/GLONASSによるオートフライト コントローラ搭載 |
機体総重量 | 23.4kg | 23.4kg | 23.4kg |
操縦士 | JUIDA認定無人航空機操縦技能士 または ラジコンヘリ操縦経験30年以上のオペレーター | ||
安全運行管理者 | JUIDA認定安全運行管理者 |
レーザスラム
SLAM技術で移動しながら三次元計測を可能にする
ハンディー型SLAMレーザスキャナ
歩いて移動しながら三次元空間を再現するハンディ型のイメージングレーザースキャナーです。 画像と測定精度の高い点群をリアルタイムで取得し、SLAM技術を使用して空間内で移動した軌跡を記録します。
実例紹介Case Study
仕様Spec
- 名称 / メーカー
- BL2GO/Leica
- レーザ安全規格
- CLASS1
- 測定精度
- ±10mm
- 最高測定速度
- 420,000点/秒
- 重量
- 800g
ナローマルチビーム
水面下の三次元計測を可能にする
ナローマルチビーム搭載型ラジコンボート
小型ボートなのでライトバンで現地に搬入し2人で進水、1人で操船。計測まで、わずか10分で行える汎用性に優れた測深機です。
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小型でパワフルな動力性能
凹凸の無い流線形の船体と最大船速4.5kt(8.3km/h)のパワフルな動力性能で、流れのある河川での深浅測量にも対応します。
また、マルチビームソナーを簡単に有人ボートに艤装することもできます。 -
浅瀬での計測も可能
リモコンボートの船底からソナーが露出していないので、浅瀬(水深0.5m)での計測も可能です。 -
自動航行
自動航行により測量エリアを塗りつぶし、走行中もPCで常に必要なパラメーターをチェックすることで短時間の計測で水底地形を網羅します。
実例紹介Case Study
仕様Spec
- 名称 / メーカー
- RC-M1/コデン株式会社
- 周波数
- 400kHz帯,600kHz帯
- 分解能
- 1.0cm
- ビーム幅(副極抑制モード時)
- 1.1°×1.1°(1.5°×1.5°),0.7°×0.7°(1.0°×1.0°)
- ビーム数
- 最大256(等角度/等間隔) 210分(静水、自律航行時)
- 測深範囲
- 0.5~80m
- スワス幅
- 最大150°(可変) 最大80°(可変)
- 測深回数
- 最大50回/秒
- 動揺計/GNSS
- 内蔵/内蔵
- 全長×幅×高さ
- 1600mm×425mm×300mm(突起部除く)
- 重量
- 約29kg(ソーナー部含む、バッテリー除く)
- 最大船速
- 4.5kt(ノット)
- 連続航行時間
- 120分(静水、自律航行時) バッテリー交換可能
電磁波の検出により温度分布の測定を可能にする赤外線サーモグラフィカメラ
温度範囲 -40℃〜2000℃
温度精度 ±1℃
日本アビオニクス社の赤外線サーモグラフィカメラを採用することで、超解像・高画質の高精細な温度分布を測定します。 プラットホームにはUAVレーザーと同じPRODRONE社の機体(オクトコプター)を採用し、悪天候下でも飛行可能な全天候型タイプにより、 災害などの緊急時にも迅速な測定を実現します。
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温度が測定できる「映像装置」
構造物の点検による空洞や漏水など温度状況を確認することで劣化や異常個所の特定が可能になります。
特長1. 画像・映像による測定
特長2. リアルタイム・高速測定 -
UAVへの搭載から
立ち入りが困難な現場や広大な土地・急傾斜では、UAVに搭載し空から測定。地上の構造物や室内などはハンディでの測定が可能です。
ハンディでの測定まで -
類を見ない高精細な熱画像
最大記録画素数120万画素、温度精度は ±1℃のクラス最高水準。評価・分析や高温物の測定に最適なフル機能を搭載したモデルにより高精細な熱画像の測定を実現します。
仕様Spec
- 名称 / メーカー
- InfReC R500EX-PRO/日本アビオニクス社
- 測定温度範囲
- -40℃〜2000℃
- 温度精度
- ±1℃
- 測定波長
- 8〜14 μm
- 検出器画素数
- 標準時:640(H)×480(V) 画素
- 記録画素数
- 標準時:640(H)×480(V) 画素/超解像時:1280(H)×960(V) 画素
- 空間分解能
- 0.87mrad
- 測定距離範囲
- 10cm〜∞
- 階調表示
- 256/32/16/8 階調
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