上田城跡公園内にある旧市民会館の取り壊しに向けて、「武者溜り」と呼ばれる城を守るための兵を駐留させる場所の発掘調査が行われています。調査の進捗にともない、石列などが発見されています。当社でも県内の遺跡調査測量は古くから業務として携わっており、今回の調査でも携わらせていただくことができました。年末には遺構などに関する情報を正確に図面化するため、３Ｄレーザースキャナーとドローンを用いて測量を行いました。計測当日は文部科学副大臣も視察に訪れていました。将来的には当時あった櫓を復元する計画もあり、当時の様子に思いをはせるとともに、今後が楽しみです。