去る10/19～10/20に長野県伊那市主催のドローン・フェスin INA Valleyへ当社の新規事業部がチームとして参加しました。伊那市では新産業技術推進協議会を設置し、官民協働により、IoTを活用した地域課題解決及び事業創出の推進を図っています。野生鳥獣による農林業被害に悩まされており、中でもニホンジカによる被害が大きくその対応は喫緊の課題になっています。このことから当協議会ではドローンの活用による獣被害対策を活動の柱の一つとしています。期間中様々なイベントが開催されておりましたが、当社でも、技術発表やデモフライト、そしてメインの「鹿検知コンペティション」へ参加しました。会場となった伊那市の鹿嶺高原はその名のとおり多くの野生鹿が生息しており本番さながらのロケーションとなっています。競技の概要は、森林内に配置した剥製の鹿をドローンを使った様々な技術で検知し、その正確さを競うという内容です。当社も含めて１４社がエントリーし、画像解析やサーモグラフィなどの技術を用い各社工夫をこらしていました。当社がＵＡＶレーザー計測による検知を試みました。台風の影響もあり、当日は小雨と霧により途中で中止となり、フライとはできませんでしたが、今後の技術向上に向け非常によい機会となりました。