10/22に長野市にて長野県と千曲川河川事務所主催の令和元年の東日本台風災害を振り返る“「災害復旧・復興」と「流域治水」”と題したシンポジウムが行われました。あれから２年が経過ましたが未だあの時の事はよく覚えています。発災以降、当社でも多くの時間、関わってきましたが、シンポジウム内の報告によると復旧工事は概ね８割が完了したということです。
今回のシンポジウムではキーワードとして「流域治水」という考え方が大きく取り上げられました。今後ますます甚大化が予想される災害に対して、従来のハード対策だけでは限界があり、ハード・ソフト考え得ること全てを総動員して対策していかないと、とても命を守ることはできないということです。行政に任せきりにするのではなく、生活者一人一人が真剣に考え、できることを実践していくことが求められています。当社でも業務を通じて関わっていくことはもちろんですが、地域の一員として業務に関わらず地域に貢献していく所存です。